2021.01.08

感染抑止環境下での経済活性化の施策を支援するための人流リアルタイムモニタリングに基づく地域経済インパクトシミュレーション #2

研究開発担当

東京大学空間情報科学研究センター 柴崎亮介/株式会社三菱総合研究所 中條覚

対応するリサーチクエッション

「第二波対策」として必要な「感染予測・対策の効果検証」(SIRモデルの代替となるモデルの確立)、「必要な医療リソース(病床・医療物資等)の需要予測と最適配置」


移動・滞留活動による支出の変化の推定

■GoToトラベルキャンペーン開始後、10月には、旅行による消費額は前年比水準で8割程度まで回復。全国各地での旅行消費促進効果があったと推定。

■GoToイートキャンペーン開始後、10月には、飲食による消費額は前年比水準で8割程度まで回復。ただし、繁華街など消費額は、依然として大きく落ち込む。

⇒ 「旅行トリップ※」及び「旅行以外のトリップ」から、「旅行」及び「旅行以外」による消費額の変化を推定(支払い場所ベース、 2020年/2019年比、全国)

■ 旅行及び旅行以外の推定消費額変化(2020年/2019年比、全国)

■ 旅行以外の小売及び飲食への推定消費額の変化(2020年/2019年比、全国)

注)旅行トリップ(観光・出張含む)の定義:「自宅からの移動距離が80km以上」かつ「勤務地への移動ではない」トリップを旅行トリップとして推定。なお、80km未満での立ち寄りの場合には、旅行トリップとは判断していない。

■ 推定消費額(飲食)の変化(2020年/2019年比、500mメッシュ)

<新宿歌舞伎町周辺>(メッシュコード:533945361)

<有楽町~銀座>(メッシュコード:533946013)

出典)利用データ:LocationMind社が提供するLocationMind xPop(LocationMind xPopのデータは、NTTドコモが提供するアプリケーションサービス「ドコモ地図ナビ」のオートGPS機能利用者より、許諾を得た上で送信される携帯電話の位置情報を、NTTドコモが総体的かつ統計的に加工を行ったデータを使用。位置情報は最短5分ごとに測位されるGPSデータ(緯度経度情報)であり、個人を特定する情報は含まれない。)