2020.11.18

医療および検査リソースの最適化シミュレーション

研究開発担当

株式会社三菱総合研究所

対応するリサーチクエッション

「検査効率化・信頼性向上」に必要な「PCR、抗体検査等の効果的組合せ」


医療および検査リソースの最適化シミュレーション 1/2

■感染シミュレーションに基づき、検査・医療リソースの利用状況についてシミュレーションを実行。

  • 東京都23区を想定した人口1000万人を対象
  • 利用可能な病床として、中軽症病床数2450,重症病床数150(9/1現在の公表値に基づく)
状態遷移に関わるパラメータはについては、NCGM公表資料及び既存論文等を参考に設定。

提供:三菱総合研究所
協力:芝浦工業大学・電気通信大学

医療および検査リソースの最適化シミュレーション 2/2

■感度が低い(偽陰性が高い)場合、検査対象者の隔離期間(自宅隔離)が長いと収束が早くなる(左側)。ただし、検査の感度が低い場合には自主隔離を解除すると感染が拡大する傾向が見られる。感度が低いとその傾向がより強くなる。

■検査時に隔離する場合(左)と検査後に結果が出るまで通常活動を行った場合の感染状況(右)を比較実施。

東京都23区における検査状況から病床の利用状況をシミュレーション(病床数2450+重傷者病床150)
人口 1000万人、初期状態感染者 500人、スーパースプレッダー無し、偽陽性1%、偽陰性(感染後3日間は100%、8日間平均40%)

検査結果が出るまでに隔離した場合の新規陽性者数、入院病床数
(検査1日1万件、偽陰性8日間平均40%)
検査後結果が出る(1日間)まで通常活動した場合
(検査1日30万件を実施する場合に収束傾向が見られる)

提供:三菱総合研究所,
協力:芝浦工業大学・電気通信大学

検査実施から結果が出るまで隔離することで感染拡大を抑えられる。検査の感度が低い検査の場合には隔離期間を長くする。
検査対象者をランダムに抽出して、検査結果が出るまで通常活動を許す場合には1日30万件の検査を実施する必要がある。