実験環境
■天井にエアコンが設置されている通常の会議室で計測を実施した。
■トレーサーを口に含んでもらい、発話した場合のマイクロサイズ飛沫の拡散状況を可視化した。
マスク無し エアコン無し
理化学研究所会議室にて
前半:生データ
後半:動体強調処理
■トレーサーを口に含み発話した場合のマイクロサイズ飛沫の拡散状況を可視化すると、エアコンが作動しておらずマスクもしていない会議室等の場合、まっすぐ正面にエアロゾルが広がり、雲のような塊となって滞留する。
マスクをしていないと呼気が雲のような塊となり正面の人に向かって浮遊する
ホテルラウンジでの計測
空調ありマスクなし
前半:生データ
後半:動体強調処理
■マスクをしていなくても空調により隣の席までエアロゾルが拡散しない。
※具体的な室内環境は空調の位置などによっても異なるため、各部屋の測定を行うことが望ましい
ホテルラウンジでの計測
空調なしマスクなし
前半:生データ
後半:動体強調処理
■空調がはいっていないと、遠くまでエアロゾルが拡散する。
■飲食時などマスクをしていない場面では、エアコン作動によりエアロゾルを拡散するなどの対策を施す必要がある。こうした空調への依存を最小限にするために、マスクの着用は改めて重要である。
※具体的な室内環境は空調の位置などによっても異なるため、各部屋の測定を行うことが望ましい
マイクロ飛沫の感染試験
■エアロゾル中に含まれる感染力価(ウイルスの濃度)を測定したところ、時間が経過しても感染力価が衰えないことが確認された。
マイクロ飛沫の透過によるマスク性能の評価
■以下の構成の実験装置を使って、マスクの素材別にマイクロ飛沫の透過によるマスク性能の評価を行った。
評価対象としたマスク
■以下の構成の実験装置を使って、マスクの素材別にマイクロ飛沫の透過によるマスク性能の評価を行った。
素材別マスクの比較結果
■2.5μ~5μのエアロゾル中のSARS-CoV-2の感染力は、20分程度経過してもほぼ低下しないことが確認されており、感染防止にはエアロゾルの口や鼻から体内への侵入を防ぐ必要がある。
■マスクによるエアロゾルの透過を計測したところ、不織布マスクをはじめとして多くのマスクを正しくつけることにより多くのエアロゾルの透過を防ぐことができることが分かった。このことからマスクの着用により、「うつさない」「うつらない」感染対策を徹底することができる。
素材別マスクの比較結果
■マスクを透過するパーティクルを計測するとポリウレタン製以外のマスクではほとんど透過していないことが確認できる。
■対数表示で見ても一般的な不織布マスクでも多くのエアロゾルをブロックできていることが確認できる。
実験環境
■天井にエアコンが設置されている通常の会議室で計測を実施した。
■トレーサーを口に含んでもらい、発話した場合のマイクロサイズ飛沫の拡散状況を可視化した。
マスク無し エアコン無し
理化学研究所会議室にて
前半:生データ
後半:動体強調処理
■トレーサーを口に含み発話した場合のマイクロサイズ飛沫の拡散状況を可視化すると、エアコンが作動しておらずマスクもしていない会議室等の場合、まっすぐ正面にエアロゾルが広がり、雲のような塊となって滞留する。
マスクをしていないと呼気が雲のような塊となり正面の人に向かって浮遊する
ホテルラウンジでの計測
空調ありマスクなし
前半:生データ
後半:動体強調処理
■マスクをしていなくても空調により隣の席までエアロゾルが拡散しない。
※具体的な室内環境は空調の位置などによっても異なるため、各部屋の測定を行うことが望ましい
ホテルラウンジでの計測
空調なしマスクなし
前半:生データ
後半:動体強調処理
■空調がはいっていないと、遠くまでエアロゾルが拡散する。
■飲食時などマスクをしていない場面では、エアコン作動によりエアロゾルを拡散するなどの対策を施す必要がある。こうした空調への依存を最小限にするために、マスクの着用は改めて重要である。
※具体的な室内環境は空調の位置などによっても異なるため、各部屋の測定を行うことが望ましい
マイクロ飛沫の感染試験
■エアロゾル中に含まれる感染力価(ウイルスの濃度)を測定したところ、時間が経過しても感染力価が衰えないことが確認された。
マイクロ飛沫の透過によるマスク性能の評価
■以下の構成の実験装置を使って、マスクの素材別にマイクロ飛沫の透過によるマスク性能の評価を行った。
評価対象としたマスク
■以下の構成の実験装置を使って、マスクの素材別にマイクロ飛沫の透過によるマスク性能の評価を行った。
素材別マスクの比較結果
■2.5μ~5μのエアロゾル中のSARS-CoV-2の感染力は、20分程度経過してもほぼ低下しないことが確認されており、感染防止にはエアロゾルの口や鼻から体内への侵入を防ぐ必要がある。
■マスクによるエアロゾルの透過を計測したところ、不織布マスクをはじめとして多くのマスクを正しくつけることにより多くのエアロゾルの透過を防ぐことができることが分かった。このことからマスクの着用により、「うつさない」「うつらない」感染対策を徹底することができる。
素材別マスクの比較結果
■マスクを透過するパーティクルを計測するとポリウレタン製以外のマスクではほとんど透過していないことが確認できる。
■対数表示で見ても一般的な不織布マスクでも多くのエアロゾルをブロックできていることが確認できる。