重要ポイント
■保育園の休園数は、第6波で急増
■2/10時点で、認可保育園等の1.92%が全面休園
■休園数の推計:子供の感染状況と休園日数の推移を考慮
■直近の新規感染者数
■感染者のうち10歳未満が占める割合
■保育園の休園日数
■2/10時点での全国の休園
■推計値:787(706~869)、公表値:741
■2/17時点での休園数の推計値:602(532~672)
■1月後半、オミクロン株の急拡大と休園数の急増を背景に、休園日数が伸びた可能性
■対象としている休園は、認可保育園等での全面休園のみである点に注意
推計モデル
■ 休園日数が平均d(t)日の指数分布に従うと仮定
■ N(t) = N(t-1) + ΔN(t) - 7/d(t)* N(t-1)
■ N(t) : 時点tにおける休園数
■ ΔN(t) : 時点tにおける新規休園数
■ d(t) : 時点tにおける休園日数
自治体別休園日数の推移
※5 名古屋市では1/13~1/20の平均休園日数の方が短いため、片側検定での大小関係が他の自治体と逆になっている
※6 名古屋市は1/13~1/20の平均休園日数
※7 藤沢市では1/13~1/27の平均休園日数の方が短いため、片側検定での大小関係が他の自治体と逆になっている
各自治体ホームページより取得
1月後半の休園日数の長期化
■ 1月半ばから、濃厚接触者の定められた隔離期間は短縮化
■ 一般的な濃厚接触者の隔離期間の目安:14日→10日
■ 学校における学級閉鎖の目安期間も、連動して短縮
■ 保育園の休園日数は、1月後半にかけて一部の自治体で減少
■ 名古屋市 :11.2日→9.7日
■ 逆に、休園日数が増加した自治体も
■ さいたま市:3.8日→6.5日
■ 松戸市 :6.8日→8.1日
■ 検査逼迫のため、検査結果の確認に時間を要した可能性
■ 休園数の急増で、人員や物品の整備が間に合わなかった可能性
■ オミクロン株の強い感染力/短い世代時間
■ 感染者数の急増