スパコン「富岳」による飛沫・エアロゾル感染のリスク評価

このページでは、スーパーコンピューター「富岳」を活用した飛沫やエアロゾルの飛散シミュレーションをもとに新型コロナウイルス感染症に対する感染リスクを算定した結果をご紹介しています。

新型コロナウイルスの感染経路は、空中に漂うごく微細なウイルスを含む粒子・エアロゾルを吸い込むことによるエアロゾル感染、感染者の咳やくしゃみなどにより飛び散るしぶきが口、鼻、目などの粘膜に付着することで起こる飛沫感染、ウイルスが付着したものを手指で触り粘膜に接触させてしまう接触感染に分けられます。感染が広がりやすい環境を確認し、必要な予防対策が取れるようにするためには、エアロゾルや飛沫の拡散状況を把握することが重要です。

そのため本ページでは、空気の流れや温度、湿度などの環境を考慮し、感染者との距離や接触時間、風向きなどの条件が変わった場合にどの程度飛沫やエアロゾルの到達状況が変化するかをシミュレーションし、感染リスクを可視化しています。

身近な環境に感染者がいた場合にどの程度のリスクが伴うのか、確認する際の参考にしてください。

【注意!】下記シミュレータのパラメータは、株種類:オミクロン株、接触時間:15分固定としています。今後これらを変更できるようアップデート予定です。

※鉛直断面では、破線と実線の交点が非感染者の位置となります。

本シミュレーションにおける設定条件について

▶︎気温:24℃
▶︎湿度:50%
▶︎風:無風状態
▶︎マスクの着用状況:感染者(オレンジ)及び非感染者(白)ともに非着用
▶︎感染者の発話状況:大声での会話を想定

感染リスクの確認方法について

感染リスクは、感染者と非感染者が一定時間同じ空間に留まった場合に、非感染者が感染者の鼻や口から出るエアロゾル等を吸い込むことにより感染に至る可能性を表したものです。
感染に至るウイルス数と非感染者が吸引すると考えられるウイルス数に基づいて算出されます。

赤色は相対的に感染リスクが高く、青色は感染リスクが低いことを表しています。
ただし、感染リスクの算出結果は気温や湿度などの条件によって変化するため、リスクが低い(青色)エリアであっても、感染対策には十分配慮してください。

感染リスクの詳細な算定方法については、以下をご覧ください。

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