2020年度成果のご報告

基調講演:AIシミュレーション事業の概要と本事業の成果

2021年1月25日 (月)、2020年度の成果発表会「COVID-19 AI・シミュレーションプロジェクト成果報告会」が行われました。

登壇者
北野宏明
機 関
新型コロナウイルス感染症対策・AIシミュレーション検討会議座長 ソニーコンピューターサイエンス研究所代表取締役社長

本事業からわかってきたこと

飛沫シミュレーションの実施により、飛沫・エアロゾルの拡散抑制には、「加湿」「換気」「マスクの着用」「適切な座席配置」が効果的であることが明らかになっている。さらに、別途、紫外線などによるウイルス不活性化効果も検証の過程にあり、対COVID-19の6つの柱「マスク」「換気最大」「加湿」「手洗い」「三密回避」「除染」として推進することを勧めたい。

感染防止シミュレーション

ICT等を活用した感染拡大防止ならびに接触機会低減方策

体系的検査測定手法と標準データモデルの確立と国際標準化

疫学情報・医学系情報などに基づく感染状況推定並びに感染拡大・抑制シミュレーションと対策支援システム

感染早期検知・リスクアセスメント並びにウイルス変異と感染性・病原性に関する網羅的かつ先制的研究