Infection Simulation based on Proposed Human Behavior Models derived from SNS and Press Data #3

■緊急事態宣言と感染者数の推移
■緊急事態宣言を発出しない
→感染が爆発的に拡大
※ デルタ株による影響

■8月末に緊急事態宣言を解除
→ワクチン効果がすぐに発揮されないため、
宣言解除後感染が増加。ワクチン効果が
徐々に出る10月初めにピークを迎える

■9月末まで緊急事態宣言を継続
→緊急事態宣言が解除される頃に
ワクチンの効果が十分に発揮され、
感染拡大が抑えられる

■オリンピック・パラリンピックの観客有無
観客有無よりも宣言の解除時期が
与える影響の方が大きい

緊急事態宣言の早期解除には、150万件以上のワクチン接種を前提にする必要がある。

緊急事態宣言による人の流れの有意味が減少を確認できる。

■モバイル空間統計を用いて、緊急事態宣言が発令された地域内の繁華街で流動人口の変化を確認した。
■緊急事態宣言が発令された各地域で、緊急事態宣言中に人の流れの有意味な減少を確認している。
■緊急事態宣言の効果 (地域内の人数の減少)は、第1回宣言時が最も強力であり、2回目と3回目間では効果の差が大きくなかった。
■第1回緊急事態宣言解除後は、人数は増加したものの、宣言以前より低い水準を維持した。

歌舞伎町 (時間軸による地域内の人数)

渋谷センター街 (時間軸による地域内の人数)

原宿 (時間軸による地域内の人数)

上野アメ横 (時間軸による地域内の人数)

大阪 北新地 (時間軸による地域内の人数)

京都 河原町 (時間軸による地域内の人数)

沖縄 国際通り (時間軸による地域内の人数)