Is it desirable to maintain a lifestyle centered on interaction with “usual companions”?

・データ： 関西大学村田教授の合成人口データ
・感染伝搬モデル：
　✓マルチエージェントベースのワクチン効果考慮後のSEIRSモデルを採用
　✓Iの状態を軽症と重症、さらに重症から死亡への推移を考慮
　✓各々のレイヤーを独立に間引いたケースで計算を実施
　✓オミクロン株の平均潜伏期間を踏まえ1タイムスタンプ1日に変更
・ワクチン： 接種によりS/V1/V2/V3/V4のノードのEへの遷移確率を▲X%低下。ワクチン効果は段階的に減衰

現在報告されている感染者数/回復者数を前提として計算すると、まだ集団免疫状態とは言えず、いずれのシナリオにおいても感染者増加が続き、東京都で最大7.5万人程度の感染者に達しその後横ばいあるいは低下する計算結果となった。他方W-m0を抑制したシナリオでは、感染者数のピークはいずれの都市でも半分程度に収まる見込み。

いずれの都市においても数百名程度に収まる見込み

・世帯
・職業m0（同僚）
・職業W（他部署/顧客)
・学校m0（同じクラスの仲良しグループ）
・学校W（他クラス/部活仲間）
・ご近所親友m0
・外食W
・娯楽W
・ごく近所の買い物W
・ランダム

※データのサンプリングは、指定した世帯数をランダムサンプリングするので世帯数の指定は出来るがノード数の指定は出来ない

・概要
　・世帯ごとにクリークを形成するレイヤー
・パラメータ
　・なし
・生成ロジック
　・同一のhousehold_idを全結合

・概要
　・Industry_idが同一のエージェントを複数人のグループに分割し、グループ内でクリークを形成するレイヤー
・パラメータ
　・industry_cnt: グループの平均構成人数
　・industry_segment_id: 自分が所属するグループID
・生成ロジック (擬似コード)

・概要
　・industry_Wとindustry_m_0に基づき制約付きネットワークを形成するレイヤー
・パラメータ
　・industry_W: 他人と繋がる上限数 (industry_W - industry_m_0だけ他人の手を受け入れる)
　・industry_m_0: 自ら伸ばす手の本数
・生成ロジック (擬似コード)

・概要
　・同一地区(住所コード上7桁が同一)で同い年の児童内でクリークを形成するレイヤー
・パラメータ
　・Town_code[:7]
　・age
・生成ロジック (擬似コード)

・概要
　・児童がschool_Wとschool_m_0に基づき制約付きネットワークを形成するレイヤー
・パラメータ
　・school_W: 他人と繋がる上限数 (school_W - school_m_0だけ他人の手を受け入れる)
　・school_m_0: 自ら伸ばす手の本数
・生成ロジック (擬似コード)

・概要
　・CityCodeとageとm0に基づき距離から制約付きネットワークを形成するレイヤー
・パラメータ
　・CityCode: 居住市町村
　・Age: エージェントの年齢
　・bestfriend_m_0: 自ら伸ばす手の本数
・生成ロジック (擬似コード)

・概要
　・gaishoku_Wとgaishoku_m_0とepsilonに基づき距離から制約付きネットワークを形成するレイヤー
・パラメータ
　・distance_W: 他人と繋がる上限数 (distance_W - distance_m_0だけ他人の手を受け入れる)
　・distance_m_0: 自ら伸ばす手の本数
　・Epsilon(0.01): 距離の近さの強さ
・生成ロジック (擬似コード)

・概要
　・distance_Wとdistance_m_0とepsilonに基づき距離から制約付きネットワークを形成するレイヤー
・パラメータ
　・distance_W: 他人と繋がる上限数 (distance_W - distance_m_0だけ他人の手を受け入れる)
　・distance_m_0: 自ら伸ばす手の本数
　・Epsilon: 距離の近さの強さ(0.5)
・生成ロジック (擬似コード)

・概要
　・distance_Wとdistance_m_0とepsilonに基づき距離から制約付きネットワークを形成するレイヤー
・パラメータ
　・distance_W: 他人と繋がる上限数 (distance_W - distance_m_0だけ他人の手を受け入れる)
　・distance_m_0: 自ら伸ばす手の本数
　・Epsilon(0.0001): 距離の近さの強さ
・生成ロジック (擬似コード)

・概要
　・ランダムグラフから成るレイヤー
・パラメータ
　・p: エッジを選択する確率
・生成ロジック
　・n(n - 1) / 2 通りのエッジから確率 p で採用するエッジを決定しグラフを生成