重要ポイント(婚姻)
■コロナ禍においては、トレンドを大きく下回る婚姻数
■2020年の婚姻数(確定値)は52.6万件(2010年からのトレンドラインを5.0万件(8.7%)下回る)
■2021年の婚姻数(推計値)は50.2件(49.9万、50.4万)(2010年からのトレンドラインを6.2万件(11.1%)下回る)
■2/8の推計:50.4万件(50.0万、50.7万)(2010年からのトレンドラインを6.1万件(10.8%)下回る)
■コロナ禍で失われた婚姻数(推計値):11.3万件(11.1万件, 11.6万件)
前回推計との差分(婚姻)
12月の推定値
前回:avg: 4.2万件(max: 4.3万件、min: 4.0万件)
今回:avg: 4.0万件(max: 4.0万件、min: 3.9万件)
2021年の推定値
前回:avg: 50.4万件(max: 50.7万件、min: 50.0万件)
今回:avg: 50.2万件(max: 50.4万件、min: 49.9万件)
重要ポイント(出生)
■2021年の出生数(確定値ベースの推計値)は約81万人程度となる可能性
■トレンドを約4.4万人(5.2%)下回る(2/8時点での推計:トレンドを約5万人(5.7%)下回る)
■2019年、2020年もトレンドを3-4万人下回っていたため、「コロナ危機の影響」は今のところ限定的と言える
■中長期的には、コロナ禍における婚姻数の減少が出生数の減少につながる可能性
■今後、この2年間の婚姻数減少を埋め合わせるだけの上昇がなければ。
■「コロナ禍で失われた婚姻」は約11万件。埋め合わせが無ければ「失われた出生」は約21万人
前回推計との差分(出生)
12月の推定値
前回:avg: 6.3万人(max: 6.7万人、min: 5.9万人)
今回:avg: 6.7万人(max: 6.7万人、min: 6.6万人)
2021年の推定値
前回:avg: 80.8万人(max: 82.0万人、min: 79.9万人)
今回:avg: 81.3万人(max: 82.1万人、min: 80.6万人)