ワクチン接種戦略シミュレーション ~ ワクチン接種対象は、SwC戦略で選ぶ ~
3週あけて二回接種、それぞれで30%と85%まで効く場合
線の意味 Unvaccinated Random , Bridges
知見: 都市型のコミュニティ構造では、最初からいるメンバーに人が集まる。人が集まるところは、キャパシティーを広げる。それがサービスだから。この場合、W-2m0の大きなノードに先にワクチンを接種させる方が効果が高い(都市におけるStay with Your Communityに従う)ことを様々なW, m0の組み合わせについて確認。
Q: セグメントだけに接種するなら話は分かった。では、全員への接種順序のプランニングは?
ワクチン接種プランニング
どの人から接種し、次はどの人に打ってゆくか。その順番をどうしたら、ワクチンは最も効果を発揮するか?
ワクチン接種プランニング
ネットワーク構成(SFN-SSC:後述の資料①参照)を都市型のW-2m0の分布(赤橙黄青黒の順)に適用
都市型のW-2m0の分布におけるワクチン接種プランニング
W-2m0=2のノード●が無反応(免疫獲得済み)になった場合
都市型のW-2m0の分布におけるワクチン接種プランニング
結果:A:W=2mo +2, B:W=2mo -2, C:W=mo +2, D:W=mo -2とし、一日当たり人口の0.3パーセントずつ二段階投与で接種し、順序を
① A→B→C→D
② B→C→D→A
③ C→D→A→B
④ D→C→B→A
※週当たり人口の2%ずつで次の通りとした A:1-12週、B:13-24週、C:25-36週、D:37-48週。以下の図でW=mo (緑と黄土色)近くの二色以外は、W-2m0の大きなカーブから大きな値となっている(図は mo=8であるがmo=6等でも同じ傾向)
都市型制約下での社会ネットワーク(Alg.3)
Algorithm 1: SFN(人気者はさらに人気者に)
Algorithm 2: SFN-SC (空間的制約により新しいコミュニティが発生)
Algorithm 3: SFN-SSC(制約下で「いまそこにいる人」まで関係性が発展)